通期パスで5回以上行った結果、いろいろとわかったことがあったのでまとめたいと思います。
アプリは「パーソナルエージェント」一択?
万博アプリはいろいろあり、検索でいちばん最初に出てくる万博アプリはVisitorsだと思います。
EXPO 2025 Visitors | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
しかしこのアプリは、正直重い&検索性が微妙です。
そこでおすすめしたいのが、パーソナルエージェント
来場者向けパーソナルエージェント | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
Visitorsと比べて、
- 検索しやすい
- パビリオンまでのナビ機能あり
- お気に入り登録可能
- 混雑マップがあるので、今どこが空いてるかパッとわかって、次の行き先が決めやすい
- 予約したパビリオンやイベントをわかりやすく確認できる(履歴も確認できる)
また、予約時間が近づくと通知で教えてくれる
という特徴があります。
来場日時の予約時間は“あえて早めの時間に”
来場日時の予約時間は、その時間帯に行かないと入れないというタイプのものではありません。
その時間帯以降であればいつでも入れます。
つまり10時予約してたら、11時でも12時でもそれ以降でも入場できます。(※これはあくまで「来場日時の予約時間」の話です。パビリオンの方はその時間通りに行かないと入れないので注意してください。)
予約時間から1時間は、その予約時間枠の列に並ばされるのですが、これが超激込み!
入場で並びたくない人は、予約時間より1時間ほど遅れて行くと、すでに過ぎた予約時間列に並ぶことができて、当然その列はすでにはけているので、待ち時間が大幅に短縮できます!
※ただし、11時の予約で12時過ぎに行ったのに、12時の予約列に並ばされることもあったので、100%は保証しません。
また、これはあくまで並びたくないという趣旨の話なので、予約した時間にいかに早く入れるかではありません。
あしからず。
待ち時間「1時間」はむしろラッキー!
並ばない万博とか言ってたみたいですが、皆さんご存じの通り、めちゃくちゃ並びます!
大体パビリオン待機列の最後尾にはスタッフさんがいて、並ぶ際に何時間くらい並びますか?と聞くとおおよその時間を教えてくれます。
そのとき1時間くらいと言われたら、もう並んじゃいましょう。
ほとんどの独自パビリオンがだいたいそれくらい並びますし、むしろ短いくらいです。
あと、1時間と言いつつ、割とサクサク進んでそれより早く入れることのほうが多いです。
ちなみに午前中はまだ空きがあり、一部人気パビリオンを除き1時間以内で入れるところは多いですが、昼以降は会場内も人いっぱいになります。
さらに、入場制限がかかるパビリオンもあり、そもそも並ぶことすらままならなくなることも多々あります。並べるところがあったら積極的に並ぶ方がいいです。
大屋根リング移動は“空中回廊”の賢い使い方
お昼過ぎあたりから人が多くなりすぎて、地上では人の往来もままならなくなります。
大屋根リングの空中回廊は、比較的空いていて移動がスムーズにできます。
また、上からパビリオンなどの混雑具合も見ながら歩けるので、そこも便利なポイントです。
ただし、以下の点に注意。
- エスカレーターや階段など降りられる場所が限られる
- 晴天時は直射日光が強く、夏は暑さ対策が必須
- 遮るものがなく風が良く吹いているので涼しいが、風が強い日だと体がもっていかれそうになる
- 噴水ショー(アオと夜の虹のパレード)の時間帯は、空中回廊の一部が激込みする
- パビリオンの混雑具合を見ながらと書いたが、実はパビリオンの前だけでなく大屋根リングの下まで列が並んでいることがあるので、「空いてると勘違い」するトラップあり
午後の地獄時間(13:00〜17:00)をどう乗り切る?
この時間帯は、どこもかしこも激混み。一部パビリオンでは「並ぶことすらできない」状態になります。
午後の激混みタイムを乗り切る4つの選択肢
- まず予約はこの時間帯に集中させる。
予約したパビリオンにさくっと入って、その中の展示をじっくり楽しみましょう。
ただし予約が集中する時間帯でもあるので、落選覚悟の争奪戦でもあります。 - パビリオンは捨ててイベントやショーを楽しむ。
いろんなところでやってるので、それを見てまわるだけでも楽しいです。 - 大屋根リング or 芝生エリアでのんびりする。
大屋根リングからの景色を楽しみながら散歩したり、点在する芝生エリアで昼寝したりのんびりするのもよい時間の使い方かと思います。(実際昼寝している人も結構いる) - 逆に待ち時間2~3時間越えのパビリオンに並ぶ。
どうせどこでも待つのなら、移動の体力ロスを避けて、イタリアやアメリカなど超人気パビリオンに覚悟を決めて並ぶのも一手です。
回りきれないからこそ、“今日はどう過ごすか”を考えるのも万博の楽しさ。気張らず、無理せず、自分のペースで過ごすのが一番です。
万博での食事はどうする?価格感にご注意!
メディアで言われていることですが、万博飯は結構高いです。
海外パビリオンの料理は特に。
感覚的には、観光地価格の1.5〜2倍くらいの感覚です。
本場の料理を食べられると思えば、というのを許容できるかどうかですね。
実際美味しいところは多いです。
日本企業が出しているブースは、まあ観光地価格かって感じのところも多く、うっかり良心的だなと思ったりしますが、それも万博補正がかかってるだけの罠。
セブンイレブンなどの万博内コンビニは価格がほぼ通常通りですし、いろんなところに点在する自販機も、かなり良心的に設定されています。
ただ自販機が売り切れているのを見たことがないですが、コンビニ弁当は売り切れることもあるので、余裕のある時にあらかじめ買っておくことをお勧めします。
ちなみに、食事の持ち込みは可能ですので、価格重視ならお弁当など食事持ち込みするか、コンビニで調達が良いですね。
“せっかくだから万博グルメを!”と思うけど、気づけば1日で軽く5,000円超えなんて日もありますし、体力もお金も温存するなら、コンビニ活用や持参スタイルも大いにアリ!
雨の日対策
万博に行く日が必ず晴れるとは限りません。
週間天気予報などを確認して、雨の対策はしっかり行いましょう。
靴は絶対にゴアテックス素材など、雨に強い靴を選択してください。
万博会場は結構水たまりがありますし、傘の場合はどうしても足元は濡れてしまいます。
長時間歩く万博会場、足元が濡れていると気持ち悪いし、体力も地味に奪われます。
靴は雨に強く、さらには着心地の良いもので臨みましょう。
また万博会場は海の上の埋立地という立地条件上、風が強いです。
しとしと降るタイプの雨ならともかく、風まで加わると防ぎきれませんし、傘も普通にひっくりかえることがあります。
下はレインパンツをはいておき、上は脱ぎやすいポンチョタイプの組み合わせが最強です。
パビリオンに入るときは、上だけさっと脱いで入ればOK!
ポンチョはすぐにしまえるような大き目の袋も必ず持って行ってください。
スマホ用に防水ケースも持って行っておきましょう。
最近のスマホは大体防水対応してますが、濡れないに越したことはありません。
自分のiPhoneは手帳型ケースとの相性も相まって、途中から挙動がおかしくなってしまいました。
やはりスマホも防水はしっかりしておいたほうが良いです。
あと番外として、パビリオンの予約が取れていたり、遠方から来てこの日しか行けないという場合はお勧めできませんが、その日に行くのはやめて、別の日に予約しなおすという方法もあります。
入場前であれば、普通のチケットでも来場日時の予約は変更できます。
雨の日でも万博を楽しむためにしっかりと準備しておきましょう!
2か月前・7日前予約のコツ
予約ができるタイミングは下記のとおりです。
- 2か月前
- 7日前
- 3日前
- 当日
うち2か月前・7日前は抽選、3日前・当日は空き枠なので早い者勝ちです。
3日前・当日の空き枠予約をゲットするのはかなり難しいです。(ほぼすべて埋まってる)
自分が当日で予約をとれたのは1回のみ…
なので2か月前・7日前の抽選は落としたくないところ。
コツとしては下記の通り。
- 5つの申し込み枠は必ずすべて埋める。
※ちなみに5つまで申し込めますが、当選するのは1つのみです。 - 行きたいパビリオンがあれば、同じパビリオンの複数時間帯を申し込む。
本命の時間帯と、保険で夜のあまり人気なさそうな時間帯を申し込むと良いでしょう。
イタリアなどは超人気パビリオンですが、時間帯がかなり細かく設定されており、うまく人気なさそうな時間帯を引ければ当選も夢ではありません。(イタリアは2か月前予約では申し込めません。7日前予約でチャレンジしてください) - 人気のパビリオンだけではなく、自分的に興味はあるけどあまり話題になってなさそうなパビリオンも1つ申し込んでおく。
全滅を防ぐためのすべり止めですね。
人気のイタリアとnull2だけ申し込んだときがありましたが、あえなく全滅しました… - 混み合う時間帯(13時~17時)の予約もできるだけ入れておく。
うまく当選することができたら激込み時間帯もパビリオンの中で快適に過ごせます。 - 締め切りには余裕をもって申し込む。
締切日の夜に申し込もうとすると、万博サイトのアクセス制限に引っかかってタイムオーバーする可能性があります。
遅くとも締切日の昼までには済ませておきましょう。 - 最後の申し込むボタンを押し忘れない。
1~5までパビリオン・イベントを選択した後、それで完了したと思っている人、意外にいるみたいです(自分も最初わからなかった)
必ず選択した後は「この内容で抽選を申し込む」を押して完了するのを忘れないようにしてください。 - (近隣に住んでおりいつでも行ける人限定)外れたら行く日を変えて再チャレンジ
万博会場への入場時の注意事項
- チケットは必ず事前にスクリーンショットを取っておく
当日朝でも前日でもOKです。チケットのQRコードが写っている画面のスクリーンショットは必ず事前にとっておいてください。
万博のチケットサイトはアクセスが集中すると、良く制限がかかってアクセスできなくなります。
入場時のQRコード読み取り機で読み取る際に、制限に引っかかって開けなくなったら最悪です。 - 持ち込みNGなものをもっていってないか事前に確認
飲み物や食べ物は原則持ち込みOKなのですが、下記のものはNGです。
・アルコール
・カン・ビン
・スプレー(虫よけなど)
参照サイト:
飲み物の持ち込み禁止を再検討してほしい。 – よくあるご質問 | Expo 2025 - ペットボトルなど液体の入った容器はバッグから出しておく
入場時には空港みたいな感じの手荷物検査があります。
ペットボトルや水筒などで飲み物などは持ち込みできるのですが、必ずチェックが必要となります。
ペットボトルや水筒はあらかじめバッグから出して置き、すぐにスタッフに渡せるようにしておいてください。(ここであたふたしている人をよく見ます)
飲み干して空っぽの場合でも念のため出しておいた方がいいです。 - ポケットに入っているスマホや財布もあらかじめ出しておく
空港でよくある金属探知機のゲートをくぐるので、必ず手前でスマホや財布、鍵、腕時計、イヤホンなどはバッグと同時にトレーに預けてください。
ちなみに空港ほど厳重ではないので、あらかじめこれらはバッグの中に入れておいてもいいです。 - 上着や靴は別に脱がなくていい
空港だと上着や靴を脱ぐ必要がある場合がありますが、これについてもそこまで厳重ではありません。
なんならレインコートも着たままで大丈夫です。
ただ、金属素材がついている場合は注意する必要があります。 - 手荷物検査が終わったらすぐに入場チケットを用意する
手荷物検査のゲートを抜けて、預けてた荷物を受け取ったら数歩で入場手続きとなります。
これに備えて、入場チケットのQRコードは、手荷物検査の手前で画面を出しておいてから預けておくとスムーズです。(ここでもあたふたしている人をよく見ます)
正直もう少し間隔はあったほうがいいのでは?というか先に入場手続きでは?と思ったりもするのですが…
めちゃくちゃ人が押し寄せる入場ゲート。
混雑を避けるためにも、できるだけスマートに入場できるように準備しておきましょう。