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【EC-CUBE2】複数商品・複数届け先を選ぶと「お支払方法・お届け時間等の指定」画面で、「お届け時間の指定」が空っぽになる不具合について
EC-CUBEのコミュニティーでも質問させてもらったのですが、自己解決したので、ここにもメモ書き。
なお、この不具合はMySQLを使っている場合に起こります(PostgreSQLなら起こりません)
不具合の内容
例えば、商品A・B・C・D・Eをそれぞれ5個ずつカートに入れます。(合計25個)
ログインして「お届け先の指定」画面で、「複数のお届け先に送る」を選択し、「お届け先の複数指定」画面を開きます。
その画面で、商品ごとに(A・B・C・D・Eごとに)
1個目は届け先a
2個目は届け先b
3個目は届け先c
4個目は届け先d
5個目は届け先e
と指定し、「選択したお届け先に送る」ボタンを押します。
↓こんな感じ
そうすると、なぜか次の画面で「お届け時間の指定」が空っぽになります。
本来であれば、↓こんな風にお届け先ごとに時間帯を選択できるプルダウンが表示されます。
原因と解決方法
原因はセッションを保存するカラムのデータ型でした。
購入フローのセッションデータは、
「dtb_order_temp」テーブルの「session」カラム
「dtb_session」テーブルの「sess_data」カラム
の2つに保存されるようなのですが、ここのカラムのデータ型は、「text」になっていました。
「text」型だと、65,535バイトまでしか保存できませんが、上記の例のような届け先を設定をすると、65,535バイトを超えます。
そのため、データが不十分な状態で保存されてしまい、届先データが消えてしまうという問題が起きていました。(実際確認すると中途半端な状態でデータが入っていました)
ここのカラムのデータ型を「longtext」型に変えることによってこの現象は起こらなくなりました。
「dtb_order_temp」テーブル
「dtb_session」テーブル
ちなみにPostgreSQLでもこのカラムはtext型ですが、PostgreSQLの場合は、text型は「制限無し可変長文字列」みたいですね。
だからPostgreSQLでは正常なのに、MySQLだと不具合が起きてしまっていたようです。
もしMySQLを使っている方がいらっしゃいましたらご注意を。
追記
改めて、「EC-CUBE2 session long text型」でググったら、該当記事がいっぱい出てきた^^;
修正方法についてはやっぱりこれで問題ないみたい。
結構昔からある不具合なのに、直さないんだなぁ・・・
総合管理者 | 2018年04月19日 | コメント(0) | トラックバック(0) | CMS関連
EC-CUBEテンプレート用タグ
メモ。
随時更新中・・・
パス用タグ
- <!--{$smarty.const.ROOT_URLPATH}-->
EC-CUBEで設定したウェブルートのURLパス。
ドメイン:無し
出力例:/ - <!--{$smarty.const.TOP_URL}-->
EC-CUBEで設定したトップページのURLパス。
ドメイン:あり
出力例:https://nandani.sakura.ne.jp/ - <!--{$smarty.const.CART_URL}-->
カートへのURLパス。
ドメイン:あり
出力例:https://nandani.sakura.ne.jp/cart/ - <!--{$smarty.const.P_DETAIL_URLPATH}-->
商品詳細ページへのベースURLパス。
ドメイン:無し
実際に商品ページへ行くには後ろに商品IDを付ける必要あり。
例:<!--{$smarty.const.P_DETAIL_URLPATH}--><!--{$arrProduct.product_id|u}-->
出力例:/products/detail.php?product_id=1 - <!--{$smarty.const.IMAGE_SAVE_URLPATH}-->
アップロードした画像のフォルダへのURLパス。
ドメイン:なし
出力例:/upload/save_image/ - <!--{$TPL_URLPATH}-->
テンプレートへのURLパス。
ドメイン:無し
出力例:/user_data/packages/default/
総合管理者 | 2015年12月17日 | コメント(0) | トラックバック(0) | CMS関連
商品ページの変数【EC-CUBE】
かなり雑にメモ。
EC-CUBEの商品ページ用のテンプレートで、商品情報が入っている「$arrProduct」の中身は、以下のキーで取得できます。
■product_id
■name
■maker_id
■status
■comment1
■comment2
■comment3
■comment4
■comment5
■comment6
■note
■main_list_comment
■main_list_image
■main_comment
■main_image
■main_large_image
■sub_title1
■sub_comment1
■sub_image1
■sub_large_image1
■sub_title2
■sub_comment2
■sub_image2
■sub_large_image2
■sub_title3
■sub_comment3
■sub_image3
■sub_large_image3
■sub_title4
■sub_comment4
■sub_image4
■sub_large_image4
■sub_title5
■sub_comment5
■sub_image5
■sub_large_image5
■sub_title6
■sub_comment6
■sub_image6
■sub_large_image6
■del_flg
■creator_id
■create_date
■update_date
■deliv_date_id
■plg_giftpaper_noshi
■product_code_min
■product_code_max
■price01_min
■price01_max
■price02_min
■price02_max
■stock_min
■stock_max
■stock_unlimited_min
■stock_unlimited_max
■point_rate
■deliv_fee
■maker_name
■price01_min_inctax
■price01_max_inctax
■price02_min_inctax
■price02_max_inctax
取得例:商品IDを取得する場合
<!--{$arrProduct.product_id}-->
総合管理者 | 2015年12月11日 | コメント(0) | トラックバック(0) | CMS関連 | PHP関連