大阪・関西万博レポ|5月10日【前編】

大阪・関西万博

この日は11時の入場予約をして、11時30分くらいに到着しました。
万博会場への入場は大体20分程度かかりましたが、スムーズに入れたと思います。

今回は

  • カタールパビリオン
  • アラブ首長国連邦(UAE)パビリオン
  • コモンズA
  • 飯田グループ×大阪公立大学 共同出展館(7日前予約)
  • オーストラリアパビリオン
  • イタリアパビリオン
  • ブルーオーシャンドーム(当日予約)
  • マレーシアパビリオン

に行きました。
ちょっと多いので2回に分けて感想を書きます。

それぞれのパビリオンの感想

カタールパビリオン

待ち時間・混雑状況:

12時ごろ訪問して待ち時間は約30分でした。(比較的スムーズ)

見どころ・構成:

  • 帆をイメージしたと思われるきれいな外観。
  • 入場時にスタッフによる簡単な解説あり。
  • 青いカーテンが印象的な内装で、海を象徴。動物や産業など、豊かな生態系を描いたイラストがカーテン全体に広がる。
  • 約200年前と現在の地図の比較展示では、産業構造の変化を紹介。
  • 中央の部屋では大型映像でカタールの現在を紹介。
  • 外周には文化・自然に関する16のジオラマ展示。各海岸エリアの特徴を伝える構成。

感想:

カーテンなどの装飾は美しく、全体的に落ち着いた雰囲気でしたが、強いインパクトや体験型の仕掛けはやや控えめ。
好みが分かれるかもしれないと感じました。

アラブ首長国連邦(UAE)パビリオン

待ち時間・混雑状況:

スタッフの呼び込みもしているくらい空いていて、なんと3分で入場できました。(もちろん予約なし)

見どころ・構成:

  • まず目を引くのはヤシ素材で作られた巨大な柱群。空間全体が温もりある木質感に包まれており、圧巻の景観。
  • 展示物は各所に点在していて、柱に隠れていたりするので探索型の楽しさがある構成。
  • 舞踊の道具や伝統工芸(お香、水差しなど)も展示されており、スタッフがそれぞれ丁寧に説明してくれました。
  • 現地の暮らしや働き方が良くわかる職業人インタビュー映像展示も興味深かったです。
    宇宙関連展示もあり、日本の宇宙飛行士・若田光一さんも登場するなど国際協力の視点も。
  • 1970年大阪万博時のアブダビパビリオン模型も展示されていて、たまたま近くにいた年配の来場者が「懐かしい」と口にする場面も印象的でした。

感想:

まず圧倒的なインパクトのある巨大な柱群が見ごたえがあります。
展示物は柱に隠れる形(意図しているかどうかは不明)で点在しており、あ、ここにもあった!みたいな楽しさがありました。
文化、宇宙、歴史とバランスの良い内容構成で、多世代におすすめできるパビリオンだと思います。

コモンズA

全部の紹介は無理なので、印象に残った国だけ。

ブルンジ

  • 正直、国名を聞いたのが初めてでしたが、コーヒー豆の産地として紹介されていました。
  • 民芸品展示もあり、素朴で味わい深い工芸が目を引きます。
  • 入り口での現地スタッフによる太鼓パフォーマンスが非常に印象的で歓迎ムード満点。

モーリシャス

  • 本物の海水を使った水槽展示があり、熱帯の海の雰囲気を感じられました。
  • コンパクトですが、ビジュアル面でのインパクトあります。

キルギス

  • 民族衣装を選び、顔認識でアバター化して衣装を着せる映像コンテンツがあり、面白かったです。
    性別選択があるのですが、これを間違えると顔も変わったりして、意外と高度な処理で驚きました。
    生成された映像はスマートフォンにダウンロードして記念に持って帰ることもできます。
  • 中央アジアを感じる雰囲気のある展示も魅力的。
  • 現地スタッフの方が民族楽器の演奏や展示案内もしてくれたのが嬉しく、好印象でした。

ソロモン諸島

  • 壁全体を使った海をテーマにしたアート塗装が美しく、空間演出が素晴らしかったです。
  • 現地の絵画や民芸品も充実しており、小規模ながら濃密な展示構成になっていました。
  • アートが好きだからというのもありますが、他の国よりも視覚的インパクトが強かった印象。

コモンズは1つ1つのブースは小さいものの、いろいろな国が集まっているので、やっぱり楽しいですね!

飯田グループ×大阪公立大学 共同出展館

予約していたので、待ち時間というほどのものはないですが、1つ目の部屋が映像展示でみんなで見るものだったたため、入れ替えまで少し待ちました。

見どころ・構成:

  • まず外観ですが、建物そのものが美しく、遠めでも目を引くデザインです。
    表面はポリエステル糸で西陣織された布を全面に貼った独創的なデザインとなっています。
  • 展示内容としては、まず「人工光合成による水素生成」という最先端の研究を紹介。
    難解な内容ではありますが、実現すればCO2問題とエネルギー問題の両方を解決できる夢の技術です。
  • 「ウェルネスハウス」という提案もあり、住んでいるだけで健康促進される未来の住宅環境を模索中とのこと。
    AIエージェントによる日々の暮らしや体調を管理・アドバイスしてくれる仕組みらしい。
    介護職や高齢者の暮らしにも応用可能で、社会的な意義も大きい取り組みだと感じました。
  • 実際に体験できるコーナーもありますが、今回は時間の都合上見学のみにしました。
  • 街全体のモデルもあり、単純に見ごたえがありました。

感想:

専門性が高く難解な部分もありましたが、内容は非常に意義深く、まさに未来を感じる展示でした。
じっくり見れば見るほど興味深いパビリオンで、体験を含めてまた行ってみたいです。

後編に続く!(↓をクリックしてください)

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