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Javascriptでの加算の注意事項(parseInt)
この記事は1年以上前の記事のため、内容が古い可能性があります。
プログラムの加算において、一般的には以下のように記述します。
- num = num + 1;
- num++;
- num += 1;
しかしJavascriptで数値を引数渡しにして上記のような加算をすると、とんでもない結果が返ってくることがあります。
失敗例のソース(再起処理)
<script>
function changeInt_false(num){
if(num >= 100){
document.getElementById("text_false").innerHTML = num+":以上失敗例でした。";
return;
}else{
num = num + 1;
document.getElementById("text_false").innerHTML = num;
setTimeout("changeInt_false('"+num+"')", 20);
}
}
</script><h1>加算</h1>
<p><input type="button" onclick="changeInt_false(0)" value="加算スタート(失敗例)" /></p>
<p id="text_false"></p>
いかがでしょうか?
「111」となってしまいました。
要するに、文字列として繋いでしまっているわけですね。(javascriptの「+」は加算の他に文字列をつなぐという役割も果たします。)
こういうときは、parseInt()を利用して、引数から得た情報をInt型にキャストしてあげましょう。
成功例のソース(再起処理)
<script>
function changeInt_success(num){
num = parseInt(num);
if(num >= 100){
document.getElementById("text_success").innerHTML = num+":成功!";
return;
}else{
num = num + 1;
document.getElementById("text_success").innerHTML = num;
setTimeout("changeInt_success('"+num+"')", 10);
}
}
</script><h1>加算</h1>
<p><input type="button" onclick="changeInt_success(0)" value="加算スタート(成功例)" /></p>
<p id="text_success"></p>
これで正常に加算されたかと思います。
ちなみに小数点を使う場合はparseFloat()を利用してください。
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