| Javascriptでの加算の注意事項(parseInt)ブログトップ | HTML関連 | JavaScript関連 | HTML5で棒グラフを表示する(Canvas)
HTML5で円グラフを表示する(Canvas)
この記事は1年以上前の記事のため、内容が古い可能性があります。
※追記:グラフ出力について考慮されていなかったので、引数にoutput_idを付け足しました。(2010.07.21)
HTML5のCanvasを利用すると、円グラフを表示することができます。(Javascriptが必要ですが)
やり方はこちら JavaScript ライブラリー - HTML5.JP
上記のサイトから「graph_circle_1_0_2.zip」をダウンロードして解凍すると、フォルダの中に「examples」フォルダがありますので、その中のサンプルを実行してみてください。円グラフが表示されるかと思います。
ただこのサンプルでは、スクリプト内に直接パラメータを配列で入力しなくてはなりません。
var items = [
["sample01", 150],
["sample02", 100],
["sample03", 80],
["sample04", 60],
["sample05", 30],
["sample06", 20],
["sample07", 10],
["sample08", 10],
["sample09", 10],
["sample10", 10],
["sample11", 10],
["sample12", 10]
];
これはちょっと面倒。
てことで、tableに入れたパラメータを吸い出してグラフ化するように変更しました。
とはいえ、jsファイルを直接変更する必要はありません。
あくまでhtmlファイルの中に記述するスクリプトを編集しただけです。今回は「sample_graph_circle_1.html」を改良して使用しました。(まずはサンプルを見たい方はこちら)
手順
1.bodyタグ内に、パラメータが入ったテーブルを記述してください。
※tableタグにid="graph"を忘れずに記述してください。
※tbodyタグを忘れないよう注意してください。(thead内のデータはグラフに影響を与えません。)
<table id="graph">
<caption>アンケート結果</caption>
<thead>
<tr>
<th>項目名</th>
<th>概要</th>
<th>値</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<th>sample01</th>
<td>description</td>
<td>150</td>
</tr>
<tr>
<th>sample02</th>
<td>description</td>
<td>100</td>
</tr>
<tr>
<th>sample03</th>
<td>description</td>
<td>80</td>
</tr>
<tr>
<th>sample04</th>
<td>description</td>
<td>60</td>
</tr>
<tr>
<th>sample05</th>
<td>description</td>
<td>30</td>
</tr>
</tbody>
</table>
※「sample_graph_circle_1.html」は「sample12」までありますが、今回は「sample05」までにしました。
2.headタグ内のwindow.onload=function()の関数は、丸ごと削除して、以下のcircle_graphという関数を追記してください。
※sample_graph_circle_1.htmlでは「window.onload」で実行していますが、今回は関数化してbodyのonloadで読み込むことにしました。これは後々複数のグラフを表示する際、imgタグのonloadなどでも対応できるようにするためです。
<script type="text/javascript">
function circle_graph(table_id, output_id, title_num, value_num){
//初期化
var get_tr_array = new Array();
var get_table_innerTag = new Array();
var items = new Array();
//パラメータを取得
graph_table = document.getElementById(table_id);
get_tr_array = graph_table.getElementsByTagName("tbody")[0].getElementsByTagName("tr");for(i=0; i<get_tr_array.length; i++){
get_table_innerTag = get_tr_array[i].getElementsByTagName("*");
get_title = get_table_innerTag[title_num].innerHTML;
get_value = parseInt(get_table_innerTag[value_num].innerHTML);
items[i] = [get_title, get_value];
}
//グラフ出力
var cg = new html5jp.graph.circle(output_id);
if(!cg) { return; }cg.draw(items);
}
</script>
3.bodyタグは以下のように「onload="circle_graph('graph', 'sample', 0, 2)"」を実行するように記述してください。
<body onload="circle_graph('graph', 'sample', 0, 2)">
※circle_graph関数の引数について
circle_graph(table_id, output_id, title_num, value_num);
- table_id:パラメータが入っているtableタグのID(今回の例では「graph」)
- output_id:グラフ出力先のcanvasタグのID(今回の例では「sample」)
- title_num:「項目名」が入っている、テーブルの列番号(今回の例では1列目)
- value_num:「値(数値)」が入っている、テーブルの列番号(今回の例では3列目)
列番号について:javascriptでは一番始めが0になるので、1列目は「0」、3列目は「2」になります。
以上でサンプルの様に表示されます。(サンプルではテーブルがしょぼかったので少しスタイルを追加しています。)
ざっくりと改造なので粗があるかもしれませんが、ご了承ください。
トラックバック
トラックバックURL
コメントする
※メールアドレスが公開されることはありません。