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マップ表示用スクリプトをバージョンアップしました[バージョン1.4b3]

マップ表示用スクリプト(GoogleマップAPI v3で地図とマーカー・バルーンを表示するスクリプト)をバージョンアップ(version1.4b3)しました。(ダウンロードはこちら

version1.4b2からの変更点は内部処理のみなので、差し替えるだけで動作します。

■使い方はこちら:マーカー個別版マーカー複数板

■主な変更箇所

Internet Explorer7 or 8において、特定の件数を超えるとスクリプトエラーが出てしまう問題を解決しました。

 

■バグの詳細

ループで回している中にjquery関数の$()があったのですが、(↓思いっきり適当に書くとこんな感じ)

for(var i=0; i<x; i++){
var data = $("#hoge")[i];
}

Internet Explorer7 or 8において、特定の件数を超えると、なぜか$()がスクリプトエラーとなってしまいました。

解決方法は、$()をループの外で一度変数に入れるようにしました。

var hoge = $("#hoge")[i];
for(var i=0; i<x; i++){
var data = hoge[i];
}

jquery関数を使う時は注意しよっと。

マップ表示用スクリプトをバージョンアップしました[バージョン1.4b2]

マップ表示用スクリプト(GoogleマップAPI v3で地図とマーカー・バルーンを表示するスクリプト)を少しバージョンアップ(version1.4b2)しました。(ダウンロードはこちら

version1.4bからの変更点は内部処理のみなので、差し替えるだけで動作します。

■使い方はこちら:マーカー個別版マーカー複数板

■主な変更箇所

  • マーカー複数版で使用する際、住所1件ごとに「get_coord.php」にアクセスすると効率悪そうなので、まとめてアクセスする仕様に変更しました。
    これにより表示速度が速くなりました。
    比較:v1.4b (旧)v1.4b2 (新) ※ただしすでにキャッシュがとられている場合の比較です。
  • Firefoxでは「nth-child」が意図通りの挙動にならないため、ブラウザごとに動作を分けました。(「アドレス」と「座標」をミックスしている時にFirefoxで不具合が起きていたため)
  • 住所や座標の記述に半角スペースや改行コード、HTMLタグが入っていると不具合起きそうなので、座標取得時は取り除くようにしました。

 

半角スペースを取り除くための関数はこちらのサイトのプログラムを使わせていただきました。

浮浪プログラマの始末書さんのサイト

Google Map へのリンク

トラックバックを下さった方のページで、超簡単に地図を表示する方法が書いてあったので、じゃあ今度はマップへのリンクを簡単に取得する方法はないかな~と思い、少し調べてみました。

特定の住所を示したGoogle Mapへのリンクは本来なら、Google Mapページで「地図を検索」し、その結果の「リンク」を取得してaタグで張り付ける、という手順になります。

が、そんなことをわざわざしなくても、PHPでものすごく簡単にリンクURLを取得することができました。

サンプル[新しいウィンドウで開く]

ソース

<?php
    $address = "和歌山県和歌山市一番丁3"; //住所
   $address_encode = urlencode($address);
   $zoom = 15;  //ズームレベル
 
   $gmap_url = "http://maps.google.co.jp/maps?q=".$address_encode."&z=".$zoom;
?>

<p><a href="<?=$gmap_url;?>">和歌山城の地図</a></p>

  • $address:住所
  • $zoom:地図のズーム値

URLエンコーディングさえできればいいので、perlでもjavascriptでも可能なんですけどね。

GoogleMapのページからリンクURLを取得すると

http://maps.google.co.jp/maps?q=%E5%92%8C%E6%AD%8C%E5%B1%B1%E7%9C%8C%E5%92%8C%E6%AD%8C%E5%B1%B1%E5%B8%82%E4%B8%80%E7%95%AA%E4%B8%81%EF%BC%93&ie=UTF8&hq=&hnear=%E5%92%8C%E6%AD%8C%E5%B1%B1%E7%9C%8C%E5%92%8C%E6%AD%8C%E5%B1%B1%E5%B8%82%E4%B8%80%E7%95%AA%E4%B8%81%EF%BC%93&ll=34.226529,135.174966&spn=0.025583,0.046821&z=15&brcurrent=3,0x6000b2c10241e76d:0x7f27c18451970b13,0

というものすごく長いURLになりますが、実際は「q=」(住所)「z=」(ズーム値)の値を渡すだけでもちゃんと表示するようです。(もっと言えば「z=」すらいらないんですけどね。)

各パラメータについてはこちらのサイトにまとめられてます。

Google Maps のパラメータ

nandani | 2010年11月01日 | コメント(4) | トラックバック(4) | API関連 | PHP関連

GoogleマップAPI v3で地図とマーカー・バルーンを表示(複数版) version1.3

2011.05.14:最新版version1.4bができました。

2011.03.22:バグが見つかりました(詳細を見る)

今回のバージョンでは住所から座標を取得できるようにしました。(まずはサンプル

ちなみに改良したプログラムはv1.2の改良版のため、バルーン複数表示はできなくなっています。

 

手順

1.bodyタグに、バルーン用情報を記述します。複数なんでちょっと長くなりますが4件ほどデータを入れます。(以下例)

<ul id="gmap_list">
    <li>
        <div class='gmap_title'><a name="gmap_title">アロチ本家丸高</a></div>
        <div class='gmap_photo'><img src="img/marutaka.jpg" width="120" alt="京橋幸太郎" /></div>
        <div class='gmap_info'>
            <span class='gmap_address'>和歌山県和歌山市友田町2-50</span><br />
            TEL:073-432-3313<br />
            営業時間:17:30~3:00<br />
            定休日:日曜
        </div>
        <div class='clear'></div>
        <div class='gmap_description'>
            醤油でひと煮立ちさせ、一晩寝かせた豚骨でとったスープはコクが生かされクセになる味
        </div>
    </li>
    <li>
        <div class='gmap_title'><a name="gmap_title">井出商店</a></div>
        <div class='gmap_photo'><img src="img/yamatame.jpg" width="120" alt="山為食堂" /></div>
        <div class='gmap_info'>
            <span class='gmap_address'>和歌山県和歌山市田中町4-84</span><br />
            TEL:073-424-1689<br />
            営業時間:11:30~23:30<br />
            定休日:木曜(年始休)
        </div>
        <div class='clear'></div>
        <div class='gmap_description'>
            和歌山ラーメンの名を全国に知らしめたのがこちらの店。
        </div>
    </li>
    <li>
        <div class='gmap_title'><a name="gmap_title">まるイ</a></div>
        <div class='gmap_photo'><img src="img/marui.jpg" width="120" alt="まるイ" /></div>
        <div class='gmap_info'>
            <span class='gmap_address'>和歌山県和歌山市中之島2323</span><br />
            TEL:073-427-2662<br />
            営業時間:平日19:00~翌3:00/土19:00~翌4:00<br />
            定休日:日曜
        </div>
        <div class='clear'></div>
        <div class='gmap_description'>
            全国から集まる麺ファンを虜にするこんもりと盛られたネギの山!
        </div>
    </li>
    <li>
        <div class='gmap_title'><a name="gmap_title">ラグマン</a></div>
        <div class='gmap_photo'><img src="img/raguman.jpg" width="120" alt="ラグマン" /></div>
        <div class='gmap_info'>
            <span class='gmap_address'>和歌山県和歌山市黒田258-7 玉置マンション1F</span><br />
            TEL:073-475-1200<br />
            営業時間:12:00~14:00/17:30~23:30 <br />
            定休日:水曜日
        </div>
        <div class='clear'></div>
        <div class='gmap_description'>
            “らぐまん”ならではのオリジナルラーメンは、34種類!レゲエが流れるログハウス作りのオシャレなお店。
        </div>
    </li>
</ul>
   
<div id="map" style="width:500px;height:500px;"></div>
<div class='clear'></div>

※それのぞれに情報は必ずリスト形式にしてください。

ここで必要なものは

  • id='gmap_list':このIDを元にバルーン、マーカー用データを取得します。必ず「ul」または「ol」につけてください。
  • class="gmap_title"+aタグ:タイトルをクリックしたときに該当するマーカーの吹き出しを表示します。【追記】
  • class="gmap_address":このclass名を元に住所を取得し、座標に変換します。
  • id="map":ここにマップが表示されます。必ずwidthとheightを指定してください。

となっています。

 

もちろんこれまでのバージョン同様、座標データからマーカーを表示することもできます。その場合は前バージョンと同じく「class="gmap_coord"」を含んだタグを追記してください。

<li>
    <div class='gmap_title'><a name='gmap_title'>アロチ本家丸高</a></div>
    <div class='gmap_photo'><img src='img/marutaka.jpg' width='120' alt='京橋幸太郎' /></div>
    <div class='gmap_info'>
        和歌山県和歌山市友田町2-50<br />
        TEL:073-432-3313<br />
        営業時間:17:30~3:00<br />
        定休日:日曜
    </div>
    <div class='clear'></div>
    <div class='gmap_description'>
        醤油でひと煮立ちさせ、一晩寝かせた豚骨でとったスープはコクが生かされクセになる味
    </div>
    <div class='gmap_coord'>
        34.2326948,135.1848098
    </div>
</li>

class="gmap_coord"の中の座標は

マーカー緯度,マーカー経度

となっています。(座標についてはこちらから手動で取得できます)

※ここで注意点。

マーカー座標を設定する際、以下のパターンが考えられます。

  1. すべて住所から座標に変換する場合。(gmap_addressのみ)
  2. すべて座標を「gmap_coord」に用意しておく場合。(gmap_coordのみ)
  3. 住所から変換するものと、座標が用意されているものが混ざっている場合(gmap_address+gmap_coord)

1.の方法では、各項目(<li>内部の記述)の中に「gmap_address」を設定すればOKです。
(この場合「gmap_coord」は必要ありません。)サンプル

2.の方法についても、各項目の中に「gmap_coord」を設定すれば問題ありません。
(この場合「gmap_address」は必要ありません。)サンプル

問題は3の方法について。
一度でも住所から座標を取得する項目がある場合は、すべての項目に「class="gmap_address"」を設定してください。その中で「class="gmap_coord"」がある場合は、そちらが優先されます。
つまり「class="gmap_address"」はとりあえずすべての項目の住所に設定しておき、座標に微調整を加えたいなどの項目がある場合のみ、それに「class="gmap_coord"」をつけて設定する、という感じで設定してください。
サンプル

上記のサンプルはどれも見た目変わりませんが、ソースがそれぞれ違いますので各ページのソースをご覧ください。

 

2.以下のスクリプトをダウンロードしてください。

自作のマップ表示用スクリプトv3版

 

3.htmlファイルのheadタグに上記のファイルとGoogleMapAPIを読み込んでください。

<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8">
<script type="text/javascript" src="js/jquery.js"></script>
<script type="text/javascript" src="http://maps.google.com/maps/api/js?sensor=false"></script>
<script type="text/javascript" src="js/map.js"></script>

※metaタグで文字コードをutf-8にするのを忘れずに。これがないと正常に動作しない場合があります。
※スクリプトファイルはダウンロード後、「js」フォルダに入れていると仮定して記述しています。
※ダウンロードした「map.js」は、「map_v1.3.js」のようにバージョンナンバーが付いているので、ファイル名を変更するか、上記の読み込み部分の記述を変更してください。

 

4.bodyタグのonloadにて、マップ表示用関数を呼び出します。

<body onload="map_all('map','gmap_list')">

map_allの引数について

  • 第一引数:マップを表示するタグのID(今回はmap)
  • 第二引数:バルーン情報が入っているリストタグのID(今回はgmap_list)

これで、マーカー・バルーン付きマップが表示できます。

 

5.スタイルを整えます。以下をheadタグ内に記述するか、別ファイルに保存してheadタグで埋め込んでください。(スタイルシートのダウンロードはこちら

#map{
 float:left;
}

.clear{
 clear:both;
}

/*吹き出しのスタイル*/
.gmap_block{
 width:320px;
}
.gmap_block .gmap_title{
 font-size:100%;
 font-weight:bold;
 margin-bottom:10px;
}

.gmap_block .gmap_photo{
 float:right;
 margin-left:10px;
 overflow:hidden;
}

.gmap_block .gmap_info{
 font-size:75%;
}

.gmap_block .gmap_description{
 font-size:75%;
 margin-top:10px;
}
/*お店の情報(個別用)*/
#gmap_data{
 float:left;
 margin-right:10px;
 width:320px;
}

#gmap_data .gmap_photo{
 float:left;
 width:130px;
}

#gmap_data .gmap_title{
 font-size:100%;
 font-weight:bold;
 line-height:1.5em;
}

#gmap_data .gmap_info,
#gmap_data .gmap_description{
 font-size:75%;
 line-height:1.5em;
}

#gmap_data .gmap_description{
 padding-top:5px;
}

/*お店の情報(リスト用)*/
#gmap_list{
 width:300px;
 height:500px;
 overflow:scroll;
 float:left;
 margin:0px;
 padding:0px;
}

#gmap_list li{
 list-style-type:none;
 margin:0px 0px 20px 0px;
 padding:0px;
}

#gmap_list .gmap_photo{
 float:left;
 width:130px;
}

#gmap_list .gmap_title{
 font-size:100%;
 font-weight:bold;
 line-height:1.5em;
}

#gmap_list .gmap_title a{
 color:#0000FF;
 text-decoration: underline;
 cursor:pointer;
}

#gmap_list .gmap_info,
#gmap_list .gmap_description{
 font-size:75%;
 line-height:1.5em;
}

#gmap_list .gmap_description{
 padding-top:5px;
}

.gmap_coord{
 display:none;
}

  

サンプル [新しいウィンドウで開く]

以上です。

バグなどありましたらご連絡いただけるとありがたいです。

【追記】

class="gmap_title"を忘れると、エラー警告が出ることに気付いたので、付け加えました。

 

【追記:2011/03/22】

10件以上住所による座標取得を行おうとすると、途中でマーカーが表示されなくなるというバグが見つかりました。
現段階でこのバグの修正は行われておりません。
このスクリプトを利用されている方は申し訳ございませんが、10件マーカーを表示する必要がある場合は、旧来通りgmap_coordに座標を記述する方式を取ってください。
なお、座標の取得については
https://nandani.sakura.ne.jp/jstest/googlemapapi/map_set.html
のページをご利用ください。

【追記:2011/03/26】

マーカー数が少ないと、ズームが寄り過ぎる問題点について解決したスクリプトをアップロードしました(map_v1.3.1.js)
ズームの最大値の調整は、map_v1.3.1.jsの15行目にある「zoom_max」の値を調整してください。
スクリプトのダウンロードページへ。

【追記:2011/05/14】

10件以上住所による座標取得を行おうとすると、途中でマーカーが表示されなくなるという問題点を解決したバージョンをアップロードしました。

詳しくはこちらのページをご覧ください。

GoogleマップAPI v3で地図とマーカー・バルーンを表示(複数版) version1.4b

    

今回参考にさせていただいたサイト

Google Maps API Version3 日本語ドキュメント(非公式):該当記事「ジオコーディング

GoogleマップAPI v3で地図とマーカー・バルーンを表示プログラムのバグ修正

GoogleマップAPI v3で地図とマーカー・バルーンを表示(複数版) その2」の記事で配布しているプログラムにバグがありました。

 

バグの内容

「map_v1.1.js」「map_v1.2.js」にて、個別用に使用する場合、マーカーポイントの座標ではなく、中心座標にマーカーを置いてしまう。

 

修正版

「map_v1.1.js」「map_v1.2.js」をご利用の方は、以下のプログラムをダウンロードしなおしてください。

「map_v1.1.1.js」をダウンロード

「map_v1.2.1.js」をダウンロード

GoogleマップAPI v3で地図とマーカー・バルーンを表示(複数版) その2

■新バージョンに関する追記(2010/10/30)

新バージョンv1.3を追加しました。
今後ご利用の方はこちらの記事をお読みください。

新バージョンv1.3の「個別版」の記事を読む

新バージョンv1.3の「複数版」の記事を読む

■バグに関する追記(2010/10/30)

バグ修正(v1.1、v1.2)

「map_v1.1.js」「map_v1.2.js」にて、個別用に使用する場合、マーカーポイントの座標ではなく、中心座標にマーカーを置いてしまうというバグを見つけたため、修正しました。
しょうもないミスをして申し訳ございません。
2010/10/30までに「map_v1.1.js」「map_v1.2.js」をダウンロードした方は、修正版をアップしましたので以下の記事にリンクしている「map_v1.1.1.js」「map_v1.2.1.js」をダウンロードしなおしてください。

■バグに関する追記(2010/09/12)

下記のプログラム「map_v1.1.js」「map_v1.2.js」ですが、少々バグがあったため修正しました。もし2010/09/12の16時までにダウンロードした方がいましたら、もう一度ダウンロードしなおしてください。


以下本文

前回の問題点である、リンクからバルーンを表示できないという問題点を解決しました。(なんかすっごくしょうもない所でつまづいてました・・・)

サンプル

使用する場合は以下のプログラムをダウンロードして、前回のmap.jsと差し替えてください。

「map_v1.1.1.js」をダウンロード

htmlとcssの記述方法は前回と同じですのでそちらをご参照ください。

ただバルーンが残るからうっとおしいんですよね~。この部分も解決しなくては。v2では簡単だったのになぁ~・・・

 

■追記

バルーンが複数表示されてしまう問題点について、解決しました。
(参考サイト:Google Maps 活用講座サイト

バルーンを一つだけ表示させたい方はこちらをご利用ください。
(複数表示させたい場合はv1.1.1をご利用ください。)

サンプル

「map_v1.2.1.js」をダウンロード

 

※なお上記のプログラム「map_v1.1.1.js」「map_v1.2.1.js」は「個別用」でも利用できます。
htmlとcssの記述方法はこちらをご参照ください。
動作はまったく同じですが、以下個別用のサンプル

  

今回参考にさせていただいたサイト

Google Maps 活用講座サイト:該当記事「Maps API v3でv2のように、1つだけの情報ウィンドウが開くようにする(1)

GoogleマップAPI v3で地図とマーカー・バルーンを表示(複数版)

■新バージョンに関する追記(2010/10/30)

新バージョンv1.3を追加しました。
今後ご利用の方はこちらの記事をお読みください。

新バージョンv1.3の「個別版」の記事を読む

新バージョンv1.3の「複数版」の記事を読む


こちらの記事のGoogleMapAPI v3版です。(まずはサンプル

 

※【追記】 以下の問題点を解決したバージョンのプログラムを追加しました。

ただ、まだ未完でして左リストのリンクをクリックしてからのバルーン表示機能がまだうまくいってません。

それでもかまわないという方は続きをどうぞ。

 

手順

1.bodyタグに、バルーン用情報を記述します。複数なんでちょっと長くなりますが4件ほどデータを入れます。(以下例)

<ul id='gmap_list'>
    <li>
        <div class='gmap_title'><a name='gmap_title'>アロチ本家丸高</a></div>
        <div class='gmap_photo'><img src='img/marutaka.jpg' width='120' alt='京橋幸太郎' /></div>
        <div class='gmap_info'>
            和歌山県和歌山市友田町2-50<br />
            TEL:073-432-3313<br />
            営業時間:17:30~3:00<br />
            定休日:日曜
        </div>
        <div class='clear'></div>
        <div class='gmap_description'>
            醤油でひと煮立ちさせ、一晩寝かせた豚骨でとったスープはコクが生かされクセになる味
        </div>
        <div class='gmap_coord'>
            34.2326948,135.1848098
        </div>
    </li>
    <li>
        <div class='gmap_title'><a name='gmap_title'>井出商店</a></div>
        <div class='gmap_photo'><img src='img/yamatame.jpg' width='120' alt='山為食堂' /></div>
        <div class='gmap_info'>
            和歌山県和歌山市田中町4-84<br />
            TEL:073-424-1689<br />
            営業時間:11:30~23:30<br />
            定休日:木曜(年始休)
        </div>
        <div class='clear'></div>
        <div class='gmap_description'>
            和歌山ラーメンの名を全国に知らしめたのがこちらの店。
        </div>
        <div class='gmap_coord'>
            34.2284871,135.1894984
        </div>
    </li>
    <li>
        <div class='gmap_title'><a name='gmap_title'>まるイ</a></div>
        <div class='gmap_photo'><img src='img/marui.jpg' width='120' alt='まるイ' /></div>
        <div class='gmap_info'>
            和歌山県和歌山市中之島2323<br />
            TEL:073-427-2662<br />
            営業時間:平日19:00~翌3:00/土19:00~翌4:00<br />
            定休日:日曜
        </div>
        <div class='clear'></div>
        <div class='gmap_description'>
            全国から集まる麺ファンを虜にするこんもりと盛られたネギの山!
        </div>
        <div class='gmap_coord'>
            34.2357444,135.1855124
        </div>
    </li>
    <li>
        <div class='gmap_title'><a name='gmap_title'>ラグマン</a></div>
        <div class='gmap_photo'><img src='img/raguman.jpg' width='120' alt='ラグマン' /></div>
        <div class='gmap_info'>
            和歌山県和歌山市黒田258-7 玉置マンション1F<br />
            TEL:073-475-1200<br />
            営業時間:12:00~14:00/17:30~23:30 <br />
            定休日:水曜日
        </div>
        <div class='clear'></div>
        <div class='gmap_description'>
            “らぐまん”ならではのオリジナルラーメンは、34種類!レゲエが流れるログハウス作りのオシャレなお店。
        </div>
        <div class='gmap_coord'>
            34.2359753,135.197503
        </div>
    </li>
</ul>

<div id='map' style='width:500px;height:500px;'></div>
<div class='clear'></div>

 

※それのぞれに情報は必ずリスト形式にしてください。

ここで必要なものは

  • id='gmap_list':このIDを元にバルーン、マーカー用データを取得します。必ず「ul」または「ol」につけてください。
  • class="gmap_coord":このclass名を元に座標情報を取得します。
  • id="map":ここにマップが表示されます。必ずwidthとheightを指定してください。

class="gmap_coord"の中の座標は

マーカー緯度,マーカー経度

となっています。(座標についてはこちらから手動で取得できます)

なお、個別版では、この後に「中心座標緯度,中心座標経度,ズームレベル」が記述されていましたが、複数版ではマーカーの座標しか使用しません(記述されていても問題ありませんが反映はされません)。中心座標、ズームレベルについてはすべてのマーカーが表示されるように自動的に調整されます。

 

2.以下のスクリプトをダウンロードしてください。なおv2版の記事では「getElementsByClassName.js」を使用していましたが、今回は「jQuery」を使用します。

※map.jsは個別版で配布しているものと同じスクリプトです。

 

3.htmlファイルのheadタグに上記のファイルを読み込んでください。

<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8">
<script type="text/javascript" src="js/jquery.js"></script>
<script type="text/javascript" src="http://maps.google.com/maps/api/js?sensor=false"></script>
<script type="text/javascript" src="js/map.js"></script>

※metaタグで文字コードをutf-8にするのを忘れずに。これがないと正常に動作しない場合があります。
※スクリプトファイルはダウンロード後、「js」フォルダに入れていると仮定して記述しています。

 

4.bodyタグのonloadにて、マップ表示用関数を呼び出します。

<body onload="map_all('map','gmap_list')">

map_allの引数について

  • 第一引数:マップを表示するタグのID(今回はmap)
  • 第二引数:バルーン情報が入っているリストタグのID(今回はgmap_list)

これで、マーカー・バルーン付きマップが表示できます。

※v2では関数名を「all_marker_map」としていましたが、今回は「map_all」に名前を変更しました。

 

5.スタイルを整えます。以下をheadタグ内に記述するか、別ファイルに保存してheadタグで埋め込んでください。(スタイルシートのダウンロードはこちら

#map{
 float:left;
}

.clear{
 clear:both;
}

/*吹き出しのスタイル*/
.gmap_block{
 width:320px;
}
.gmap_block .gmap_title{
 font-size:100%;
 font-weight:bold;
 margin-bottom:10px;
}

.gmap_block .gmap_photo{
 float:right;
 margin-left:10px;
 overflow:hidden;
}

.gmap_block .gmap_info{
 font-size:75%;
}

.gmap_block .gmap_description{
 font-size:75%;
 margin-top:10px;
}
/*お店の情報(個別用)*/
#gmap_data{
 float:left;
 margin-right:10px;
 width:320px;
}

#gmap_data .gmap_photo{
 float:left;
 width:130px;
}

#gmap_data .gmap_title{
 font-size:100%;
 font-weight:bold;
 line-height:1.5em;
}

#gmap_data .gmap_info,
#gmap_data .gmap_description{
 font-size:75%;
 line-height:1.5em;
}

#gmap_data .gmap_description{
 padding-top:5px;
}

/*お店の情報(リスト用)*/
#gmap_list{
 width:300px;
 height:500px;
 overflow:scroll;
 float:left;
 margin:0px;
 padding:0px;
}

#gmap_list li{
 list-style-type:none;
 margin:0px 0px 20px 0px;
 padding:0px;
}

#gmap_list .gmap_photo{
 float:left;
 width:130px;
}

#gmap_list .gmap_title{
 font-size:100%;
 font-weight:bold;
 line-height:1.5em;
}

#gmap_list .gmap_title a{
 color:#0000FF;
 text-decoration: underline;
 cursor:pointer;
}

#gmap_list .gmap_info,
#gmap_list .gmap_description{
 font-size:75%;
 line-height:1.5em;
}

#gmap_list .gmap_description{
 padding-top:5px;
}

.gmap_coord{
 display:none;
}

 

サンプル [新しいウィンドウで開く]

以上です。

 

今回参考にさせていただいたサイト

GoogleマップAPI v3で地図とマーカー・バルーンを表示(個別版)

■新バージョンに関する追記(2010/10/30)

新バージョンv1.3を追加しました。
今後ご利用の方はこちらの記事をお読みください。

新バージョンv1.3の「個別版」の記事を読む

新バージョンv1.3の「複数版」の記事を読む


こちらの記事のGoogleMapAPI v3版です。(まずはサンプル

v3ではなんと、

  • APIキーが必要ない!
  • iPadでも拡大移動が可能!
  • GPS機能が使える!
  • マーカーの吹き出しが複数表示できる!

などの変更点がありました。スクリプトの記述方法もかなり変わってますが、html側の記述はほぼ変わりません。

 

手順

1.bodyタグに、バルーン用情報を記述します。(以下例)

<div id='gmap_data'>
    <div class='gmap_title'><a name='gmap_title'>井出商店</a></div>
    <div class='gmap_photo'><img src='img/ide.jpg' width='120' alt='井出商店' /></div>
    <div class='gmap_info'>
        住所:和歌山県和歌山市田中町4-84<br />
        TEL:073-424-1689<br />
        営業時間:11:30~23:30<br />
        定休日:木曜(年始休)
    </div>
    <div class='clear'></div>
    <div class='gmap_description'>
        和歌山ラーメンの名を全国に知らしめたのがこちらの店。
    </div>
    <div class='gmap_coord'>
       34.2284871,135.1894984,34.23075140779955,135.19043684005737,16
    </div>
</div>

<div id='map' style="width:500px;height:500px;"></div>

<div class='clear'></div>

ここで必要なものは

  • id="gmap_data":このIDを元にバルーンとマーカー用データを取得します。
  • class="gmap_coord":このclass名を元に座標情報を取得します。
  • id="map":ここにマップが表示されます。必ずwidthとheightを指定してください。

class="gmap_coord"の中の座標は

マーカー緯度,マーカー経度,中心座標緯度,中心座標経度,ズームレベル

となっています。(座標についてはこちらから手動で取得できます)

 

2.以下のスクリプトをダウンロードしてください。なおv2版の記事では「getElementsByClassName.js」を使用していましたが、今回は「jQuery」を使用します。

 

3.htmlファイルのheadタグに上記のファイルを読み込んでください。

<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8">
<script type="text/javascript" src="js/jquery.js"></script>
<script type="text/javascript" src="http://maps.google.com/maps/api/js?sensor=false"></script>
<script type="text/javascript" src="js/map.js"></script>

※metaタグで文字コードをutf-8にするのを忘れずに。これがないと正常に動作しない場合があります。
※スクリプトファイルはダウンロード後、「js」フォルダに入れていると仮定して記述しています。

 

4.bodyタグのonloadにて、マップ表示用関数を呼び出します。

<body onload="map_single('map','gmap_data')">

map_singleの引数について

  • 第一引数:マップを表示するタグのID(今回はmap)
  • 第二引数:バルーン情報が入っているタグのID(今回はgmap_data)

これで、マーカー・バルーン付きマップが表示できます。(マーカーをクリックするとバルーンが表示されます)

 

5.スタイルを整えます。以下をheadタグに記述するか、別ファイルに保存してheadタグで埋め込んでください。(スタイルシートのダウンロードはこちら

#map{
 float:left;
}

.clear{
 clear:both;
}

/*吹き出しのスタイル*/
.gmap_block{
 width:320px;
}
.gmap_block .gmap_title{
 font-size:100%;
 font-weight:bold;
 margin-bottom:10px;
}

.gmap_block .gmap_photo{
 float:right;
 margin-left:10px;
 overflow:hidden;
}

.gmap_block .gmap_info{
 font-size:75%;
}

.gmap_block .gmap_description{
 font-size:75%;
 margin-top:10px;
}
/*お店の情報(個別用)*/
#gmap_data{
 float:left;
 margin-right:10px;
 width:320px;
}

#gmap_data .gmap_photo{
 float:left;
 width:130px;
}

#gmap_data .gmap_title{
 font-size:100%;
 font-weight:bold;
 line-height:1.5em;
}

#gmap_data .gmap_info,
#gmap_data .gmap_description{
 font-size:75%;
 line-height:1.5em;
}

#gmap_data .gmap_description{
 padding-top:5px;
}

.gmap_coord{
 display:none;
}

サンプル [新しいウィンドウで開く]

以上です。

 

今回参考にさせていただいたサイト

Google Map API v3のメモ書き

Google Map API v3を触ってみての結構関数が変わっているのでメモ書き。

1.いろんなブログで書かれていますが、Google Map API Keyが必要なくなりました。
v3にする方法はheadタグ内に以下を記述するだけ。

<script type="text/javascript" src="http://maps.google.com/maps/api/js?sensor=false"></script>

sencorはtrueかfalseを選びます。GPS機能が使える機器(iPhoneなど)で、かつ位置情報を取得したい場合は「true」、普通のパソコンで表示するような場合は「false」で良いようです。

※すでにv2の呼び出しが記述されている場合は

<script src="http://maps.google.com/maps?file=api&amp;v=2&key=(APIキー)" type="text/javascript"></script>

を削除してください。

 

2.マップ表示とマーカー表示の順番に注意。
マップを表示→マーカーを表示の順で記述しないと、マーカーが表示されない。
どうしてもマーカーの表示→マップの表示という順にしなくてはならない場合は、とりあえず初期値を適当に決めてマップを表示の記述をしたあと、setCenterとsetZoomで設定しなおしましょう。

/*
マップ表示の記述
*/

//マップ表示エリアのオブジェクト
var mapdiv = document.getElementById("map");

// とりあえず初期設定
LatLngCenter = new google.maps.LatLng(緯度, 経度);
zoom = ズーム値;

//マップオプション
var map_option = {
    center: LatLngCenter,
    zoom: zoom,
    mapTypeId: google.maps.MapTypeId.ROADMAP   // マップタイプ
};

//マップ表示
var map = new google.maps.Map(mapdiv, map_option);

 

/*
マーカー表示の記述
*/

// マーカー表示
var marker = new google.maps.Marker({
    map: map,
    position: new google.maps.LatLng(緯度, 経度)
});

//情報ウィンドウ描画
var popup = new google.maps.InfoWindow({
    content: "吹き出しのコメントをここに記述します"
});
  
//マーカーをクリックした場合、吹き出しを表示
google.maps.event.addListener(marker,"click",function(){popup.open(map, marker);});

 

~~~中心座標とズーム値を取得する記述~~~

 

/*
マップの中心座標とズーム値の再設定
*/

LatLngCenter = new google.maps.LatLng(緯度, 経度);
map.setZoom(zoom);
map.setCenter(LatLngCenter);

 

※「~~~中心座標とズーム値を取得する記述~~~」の部分に中心座標とズーム値を取得するプログラムを書いてください。

以上のように「マップの表示→マーカーの表示→マップの設定」という風にすればOKです。

 

今回参考にさせていただいたサイト

Google Maps API Version3 日本語ドキュメント(非公式):該当記事「Google Maps API Version3 イベント

同上:該当記事「Google Maps API version 3 リファレンス

Life with IT:該当記事「TOKYO ART LIFE」のGoogle Maps API V3対応

マツオソフトウェアブログ:該当記事「Google Maps APIのV2をV3へ移行する

WordPressのカスタムフィールドでGoogleMAPその2

今回は「Google Maps Anywhere」は利用せず、「Custom Field GUI Utility 3」を改造した方法を説明いたします。「Custom Field GUI Utility 3」についてはこちらのサイトをご参照ください。

「かたつむりくんのWWW」さんのサイト

この方法のネックは

  • いろいろとファイルをアップロードする必要があり、手間がかかる。
  • Custom Field GUI Utilityの「バージョン3.0.5」でのみ利用できる。
  • テーマも改造しなければマップが表示されない
  • さらっと改造したソースのため、不具合が起こる可能性あり。

などあります。

メリットは

  • カスタムフィールドからマップを立ち上げられる。
  • テーマ編集次第で吹き出しを自由にカスタマイズできる。

など。

簡単に設定したい場合は「WordPressのカスタムフィールドでGoogleMAPその1」の方法をどうぞ。

 

作業前の注意事項

Custom Field GUI Utility3.0.5がインストールされていること前提に説明していきます。
※バージョンにご注意ください

入ってない場合は、こちらのサイトからダウンロードしてインストールしてください。

また動作保証はいたしませんので、いきなり動作中の本番サーバに適応させることはやめたほうが良いかと思います。

 

手順

1.例によってあらかじめAPIキーを取得してください。

Google MAPS API に登録する (Google Maps API)

 

2.こちらのファイルをダウンロードして解凍してください。

Custom Field GUI Utility3の差し替えファイル:「cfgu.3.0.5_replace_file.zip」をダウンロード

このzipファイルを解凍すると

  • cfg-utility.php
  • cfg-utility.class.php
  • map/map_setting.html
  • map/map_setting.js

の4ファイルが入っています。

この中の 「map_setting.html」をテキストエディタで開き、5行目「(APIキー)」と書かれている部分に、1.で取得したAPIキーを上書きしてください。

 

3.FTPソフトにてサーバにアクセスし、「wp-content/plugins/custom-field-gui-utility/」にアップロードしてください。(4ファイルのうち、「cfg-utility.class.php」と「cfg-utility.php」は上書きで)

 

4.「custom-field-gui-utility」内の「conf.ini」をダウンロードし、マップ用フィールドを追加してみてください。

「type」を「mapfield」にすることにより、そのフィールドはマップフィールドになります。

例)

[Lat_Long]
fieldname = マップ座標
type = mapfield
class = post
size = 60
sample =「マップ設定」から地図情報を設定してください。

追加できましたら、「conf.ini」を元の場所にアップロードしてください。

 

5.WordPressの管理画面に入り、記事の追加画面、または編集画面を開いてください。下図のようなフィールドが追加されているかと思います。

 

6.それでは、マップの設定を行います。フィールド右にある「マップを設定」をクリックしてください。ポップアップでマップ設定ウィンドウが開きます。このウィンドウでマーカー座標、中心座標、ズームレベルを設定してください。

 

7.6.の作業が終わりましたら「決定」ボタンを押してください。下図のようにマーカー座標緯度、マーカー座標経度、中心座標緯度、中心座標経度、ズームレベルが数値化されカスタムフィールドに入ります。

 

8.これでカスタムフィールド用タグ(get post metaなど)にて座標情報を取得できるようになりました。

あとはテーマにてこの数値を取得し、マップ化すれば完了です。マップ化に必要な記述方法やファイルなどは、こちらの記事を参照してください。

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